Blog

ブログ

ログ一覧

学校経営者の自覚

1Blog11コラム
コラム
2016年01月22日

学校経営者の自覚

私には自覚がありませんでした。経営者として。

 

私は学級委員長や部活のキャプテン等の、いわゆるリーダーのポジションに就いた経験が無かった。

 

そんな自分がいきなり学校経営者と言う名のリーダーに抜擢されてしまったのだから、開校当時は自覚が無くて当然だったのである。

 

当時の自分はサラリーマン脳で、「固定給が毎月入ればいいや、別に俺の会社じゃないし」といった思考であった事を今でも覚えている。なんせ、つい最近、去年まではこの考え方だったのだから。

 

これを変えてくれたのは環境で、その中でも大きな要素は二つ。一つは従業員を使うといった管理する側の立場を与えられた事。

 

まず従業員は思い通りに動かない訳で、この事態をどのように解消していくのかを昔は従業員と同じ振る舞い方で解消しようと試みていたのだが、今では我慢して仏の如く諭す事を心がけている。論破する訳ではなく諭すのです。

 

要するに昔はキレて怒鳴っていたが、今は優しく怒っている。

 

直近では講師が授業開始時間に遅れた時の事、開始時間を過ぎてから遅刻しますの連絡が来た。

 

そこでこう言う。

 

「君が生徒や穴埋めする側の講師だったら、開始時間後に遅刻の連絡が来たらどんな感情になる?」と優しく問う。

 

大体すみませんでしたと言うので「ちがうちがう、聞いてる質問に答えて!」としつこく問う。

 

「不快だし困る」と言わせてから、いつもの常套句を使う。

 

日本では、ありきたりで使い古されたフレーズではあるが「Customer is GOD」と言う(実際、このフレーズはフィリピンでは表現として強すぎるので少しGODの部分を変えている)。

 

そしてもう一つはこの立場であったからこそ出会えた人、仲良くなれた人のおかげという事。

 

中でも私が尊敬且つ親しくさせて頂いている、自営業社の社長の方は今の自分を育ててくれた方だと勝手に思っている。

 

その方はこの開校当初はいつも私にサラリーマンの発想が抜けていないと指摘してくれた。

 

自覚も無ければ行動力も無い、と。

 

そんな私の所に忙しいにも関わらず、日本からフィリピンまで生徒として訪れてくれて、且つ経営者としてのあり方まで教えてくれた。

 

そんな方が去年の年末に訪れてくれた時の事、私にこんな嬉しい事を言ってくれた。

 

「俺は親父から受け継いだ企業を1から10に成長させた。だから下地に色を塗る自信はある。だがお前は0から1を作った。俺のした事の無い事を成し遂げているから素直に凄いと思うよ」と。

 

もう、泣きそうでした。

 

尊敬している人に評価される事ほど嬉しい事は無いですから。

 

そしてその時まで経営者としての自覚が芽生えていた事を自覚していなかったが、言われてみれば責任感や自己犠牲の精神は強くなっているのかなと気付かせてくれた。

 

本来はあまのじゃくで、人と違う物を好きになる傾向のある私は、今でもホンダで言う所の陰の役者、藤沢武夫のような名参謀になりたいという憧れはあるのだが、本田宗一郎のポジションに立ってしまっているのだからそうならざるを得ないわけだしなってきたのかなと。

 

その立場に対する資質が有る無しではなく、立場が育ててくれるんですね。ただ、謙虚でなければ育つとは思えませんが。

 

というわけで、今日は少しだけ生意気にならせて頂きました。

 

調子に乗っているわけではないので、先輩方の皆様方、今後とも暖かい目で見守って頂ければ幸いです。

 

何卒、今後とも宜しくお願い申し上げます。

 

 

もし面白いと思ったら下のリンクをクリック、お願い致します。

ブログランキングが上がるので嬉しいです。